運転曲線は列車の位置、速度、時間について線路条件とともにグラフに表したものです。ランカーブとも呼ばれます。
次の図が運転曲線の例です。
縦軸は車速(km/h)と時間(分)を、横軸は起点からの列車先頭位置をkmで表しています。
赤矢印の曲線は列車先頭位置、速度を示します。.
青矢印は列車先頭位置と各駅通過後の時間経過を示します。
緑矢印にある逆三角形は分岐器位置と制限速度を示します。
この例では高松駅から200mの位置にある60km/h制限の分岐器を示しています。
赤星マークの高松は駅名でこの例では始発駅です。
緑星マークの三角形は駅停車時の列車先頭位置を示します。
灰色矢印の横線は曲線による速度制限とその範囲を示します。
この例では2360mから2750mまで85km/hの速度制限があることを示しています。